昨日、友人と「俺は君のためにこそ死にに行く」をみてきました。
俳優誰が出てるとか、そんなの全然気にしないで見てきたんですけども。
まぁ、ぶっちゃけ好きアーティストさんが主題歌やってるんで、どんな風になってるのかチェックに行ったわけです(何様?
演出とか、間とか、言いたい事は多々ありつつ。
題材が題材だっただけに、またぼろぼろ泣いてきました。
特攻隊のお話です。
映画を見て、改めて歌を聴いてみたら。やっぱり凄いです。
歌詞もメロディも、この映画にはこの歌でしかあり得ない。と、思いました。これ以上彼らを愛せないと思ってましたが、それすらも覆すほど。ルックスだとか、生き方だとか、それ以上に私の魂が彼らを好きで、求めているんだなぁ~。
エンディングでまた泣いたよ。
戦争っていうのは、個人の夢や希望、やりたい事なんかも全て奪っていくもの。
もし、自分が明日車でどこそこへ突っ込んでくれって言われるようなもんですからね。
確実に明日死ぬと分かったら、どう思うのだろう。
例え、特攻する事になってもそれで愛する人達が幸せになれるという保障があるのなら、私は喜んで行くでしょう。
けれど、そんな保障なんてどこにもなくて。
映画でも、敵に一矢報いる事も無く散っていった若者が描かれていました。
それでも、それが愛する人達を守る事だと信じて。
私は日本人が本当に好きです。
朴訥で、真っ直ぐで、情緒深くて。
そんな誇るべき日本の国民性が時代と共に失われつつある。
「死ぬ」って事の意味が真剣に考えられなくなっている今の時代に生きている人達は、もう一度あの時代を真剣に思い返してみるべきだと思います。
己が生き抜く為でも何でもなく、人の命を奪える今の時代。
幸せ過ぎるほど幸せだと気付けないのかもしれません。
何不自由ないのが逆に考え方を不自由にしてしまっているのかも。
けど、戦争も無く。平和な時代だからこそ、今のような犯罪が溢れてしまうのかも。
これは完全に私の独論なのですが、地球の日本という器官が人口調整をしているのでは??と。
この少子化も、日本が膨れ上がる人口を抱えきれなくなってきているが故の苦肉の策なのでは・・・。
私たち人間は何故生きているのか、苦しい思いをして何故生かされているのか。
とても難しい問題で、答えなんて到底出ないですが、そんな事を考えてしまいます。
何か、人間では分かりえない、大いなる力が地球には存在するのだと思います。
もしかしたら、それが分かるのは死ぬ間際なのかもしれませんね。
手を変え、品を変え、人間は試されているのではないでしょうか。
自分たちの根本にあるのが「愛」なのだと。気付きなさい。と。
久し振りにそんな事を考えさせられる映画でした。
追記として・・・窪塚・・かっこよかったよvv(ぇ
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